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「Headwaters 大岩魚を求めて」

今回、<JOINTER FLYFISING>の企画などでお世話になっている「正田博」さんと、タイミングが合い「お山」と称される源流にJOINTERスタッフ石川/曳地と正田様の3人で行ってきました。

商品の企画など軽く話しながら楽しく釣り・・・的な軽い気持ちで用意をしておりましたが、聞けば結構大物が釣れるとの事・・・
俄然やる気満々のJOINTERスタッフ。

特にはJOINTER No1フライフィッシャー曳地と本流フライ凄腕の正田さんコラボも楽しみながら、2名はドライフライフィッシング、1名はルアーフィッシングで釣行してきました。

<はじめて一緒にやるとは思えない阿吽の呼吸で、正田氏と曳地が交互に釣り上がる>

渓に入ってからは、フライルアー共にかわいいサイズの岩魚がお出迎え。
梅雨真っ只中なので水量が多く攻めづらいし、少し水温も低い。

<石川にきたかわいい岩魚  ほんと綺麗>

数はぽろぽろと良く釣れる・・
しかし聞いていた感じより魚がちょっと小さい・・・
やはり水温が冷たく、まだ大物が警戒しているのだろうか・・?

<上るにつれてサイズUP! 曳地 岩魚>

対岸の反転流を執拗にロングリーダーで攻める、いつもの曳地スタイルでサイズUPの岩魚がヒット。
その後好調に曳地は良型の岩魚を連発

<立て続けの良型 タックル:JOINTER×Campanella stream trekking SP 7’5″#3 6PC フライ:アダムスパラ>

サイズも上がってきたし、魚も良く釣れる。
3人でワイワイ話ながらの渓は本当に楽しい。一切企画の話などせず、釣りの話しばかりですが・・・


同じ場所で一人が釣っている間にまた一人が釣りあげる。
本当に豊かな場所。
しかもヤマメも釣れてきた。岩魚ばかりかと思っていたが、やはりヤマメが釣れるとみなテンションが上がる。

<記念に2匹並べて>

そろそろ数はいいから尺岩魚でないかな~と思っていた頃・・
水量の多い落ち込みがあり曳地が「ここはフライだと厳しいからルアーがいいんじゃない」と石川に場所を譲り石川が数投したところで大物がヒット! 水量が多いのでシンキングミノーを流心の中に入れ込みトゥイッチしたところで「ズドン」暴れる魚影を見ると尺どころではない・・・ドキドキしながらもランディング成功し3人とも大喜び!


<JOINTER 石川:タックル:JOINTER×FISHMAN ブランシエラ52イクアリティ ルアー:アルボル:ワイルドチャート

「完全に今日はオレの日だ・・・」と思った石川であるが、もちろんそんな事は口に出さず、釣ってからは控えめに行動。


その後 お腹も空いたので休憩。
聞けば曳地と正田氏は同い年。
人生をフライフィッシングに捧げてきた熱い2人はフライ談義に花が咲いておりました。

お昼も楽しく過ごし、釣り再開
少し釣り上がっていたら、前にいた正田さんがファイトしている!なにやらデカそうだ!
すぐに寄っていくと、竿の曲がりが尋常じゃない、コレは大物だという事ですぐ動画を回し、助けもせず(正田氏は自分ですべてやる漢)・・・見守る事に。
かなりの死闘の末、源流サイズとはとても思えない大岩魚がネットに収まり皆大興奮!

あの大物を川幅の狭い源流で獲る正田氏の一連の動作は本当に素晴らしかった。
正田氏ブログでは動画UPされていますのでこちら是非ご覧になってください)

<素晴らしい魚体  完全に渓流・源流サイズではない・・・>

ヒットしたフライはデカ目のパラシュートパターン#10 正田氏曰くやはり「でかい魚はデカイフライがいいよねっ」と言っておりました。源流域では夢のサイズではありましたが、ヒットからキャッチまでの一連を共有出来たとことが本当にうれしい価値ある一匹でした。

ここで正田氏が大物を釣り上げ、「後は曳地が釣るだけだ・・・」という空気が3人の中で流れ(前回のブログもそんな話ありましたが)ものすごいプレッシャーの中、曳地は釣る事に・・・

曳地に先行してもらい、残りの渓を釣りあがります。
流石に魚はポンポン釣れるのですが、先ほどの魚を見てしまうと3人は、なかなか普通の魚では満足できない麻痺した状態に。

あそこまでやったら帰ろう・・と正田氏が指を挿した合流部。
水量も多く最後には相応しい場所。
もちろん曳地に場所を預けます。完璧なフライプレゼンテーションで攻めますが、しかしなかなか反応がない・・

もうダメかな、終了~と全員思った瞬間曳地が何気なく最後に、一級ポイントの落ち込みの上の段・・・何気ない肩の部分にフライをプレゼンテーション。すぐさま反応がありヒット!曳地がファイトしている感じや、見えている魚からは泣き尺くらいかと全員が思ったが、上げてみるとなんと大岩魚。

<正田氏の魚とは違い、シルバーがかった綺麗な大岩魚>


最後の最後で曳地にも大岩魚が釣れて、3人で大喜び。

ヒットフライはスパイダー。
曳地曰く水量多い巻き返しのポイントが今日のパターンであったので、小さい吸い込むようなバイトはさせたくなく、スパイダーにする事で大きく口を開けさせ、確実に獲っていきたかったとの事。正田氏のとも通じる考え方。

実際は水量も通常より多く、水温もまだまだ低め。それにしても最後振り返ってみれば3人とも大型に恵まれた最高の釣行となりました。
帰りながら多少の仕事の話もしながら、3人笑顔でお別れ。

最後に・・・
正田博様と共に釣りをして感じた事はその「観察眼」
特徴ある岩の岩質であったり、虫であったり、草木であったり、途中岩魚の稚魚など発見し、様々な自然・生き物についてしゃべっておられました。色々な達人を見てきましたが、達人に共通するのは本当に観察眼だと実感。
今後とも正田氏とは良い関係で企画やあそびなど、JOINTERとしては交流していきたいと思います。

正田様、今回はお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
またいきましょう!

今回のJOINTERアイテム

石川タックル
ロッド■JOINTER×FISHMAN ブランシエラ52ULイクアリティ
ルアー■JOINTER×FOREST アイフィッシュ50 チャートBKH/ウォーターBKH
ルアー■JOINTER×WOODREAM アルボル50S ワイルドチャート
ウェイダー■JOINTER ハイブリットウエストウエダー

曳地タックル
ロッド■JOINTER×CAMPANELLA StreamTrekking SP#3 6PC

Hikichi
Hikichi